金瓜石太子賓館(新北市/金瓜石黄金博物園区)- 昭和天皇・皇太子時代の行啓の為に☆
台北からバスで約100分、新北市の金瓜石黄金博物園区にある主な施設を順番に見学しています☆ 今日は、昭和が皇太子だった時、金瓜石の視察が行われる予定だったとのことで、1922年に建てられた建物である、金瓜石太子賓館を見学してみたいと思います。
まずはパンフレットの紹介文からどうぞ☆
本館は1922年に建てられたと推測されている、台湾国内に現存する屈指の日本式木造建築です。大正年間、当時の日本国皇太子(後の昭和天皇)が金瓜石鉱山を視察されるという計画がありました。このため、当時の鉱山所有者である田中鉱業株式会社が皇太子殿下の行啓の際のご休息所として本館を建てました。日本の伝統的な書院造と西洋の様式を融合させた、当時流行した和洋折衷様式の建築です。本館の北側には美しい日本式庭園が、南側にはミニゴルフ場と弓道場が設けられており、建築や空間に対する日本の繊細な美意識を味わうことができます。
とのことです。では、早速立派な入り口から入ってみたいと思います。
まずは、いきなり謎の物体のお出迎え。運金獣といって、触るとお金が貯まるご利益があるとのことですけど、検索してもこの写真しか出てきません。ここにだけあるものなのかな?当然ながら、たくさん触りまくっておきました☆
庭からの眺め。冬の台湾にしてはかなり良い天気で、最高気温も28度あり、半袖で行動していました。地元の人からすると「2月に半袖かよ!」とツッコミたいところでしょうね。皇太子のご休息所にふさわしい眺めだと思います。
建物の入り口、伝統的な書院造りですね。日差しが厳しいため、写真にもかなり入り込んでいます。
まさに教科書通りと言える和風の庭園です。写真にはあまり映っていませんが、コイが多数放されています。
主寝室です。当然、先ほどの庭園を見られる所に。うらやましい寝室です。
裏側から見てみました。平屋建てとはいえ、かなりの延べ床面積があるようですね。
ここは何をする所かな・・?と思って説明文を読んでみると、弓道場+ミニゴルフ場とのことでした。これくらいの面積じゃあ、弓はまだしもゴルフなんてできないんじゃ?と思ったんですけど、説明を読む限りはゴルフはパターの練習が主だそうです。
桜もここではキレイに咲いていました。
700メートルくらい先にある勧済堂というお寺がキレイに見られる位置にこの建物は経っています。後ほど、あそこのお寺まで歩いてみることにしようかな☆
大きい像があるので、なんじゃいな?と思ってアップで撮ってみると関羽様でした。さすが、中華圏では大人気の神様ですね。